Page 189 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼セルモーターの交換のご報告(その1) わたなべ@別サイト 03/8/2(土) 18:56 ┗セルモーターの交換のご報告(その2) わたなべ@別サイト 03/8/2(土) 18:57 ┣Re:セルモーターの交換のご報告(その2) 青ちゃん 03/8/2(土) 19:18 ┗Re:セルモーターの交換のご報告(その2) ををつか 03/8/2(土) 22:42 ┗Re:セルモーターの交換のご報告(その2) わたなべ@別サイト 03/8/2(土) 23:51 ┗Re:セルモーターの交換のご報告(その2) 青ちゃん 03/8/3(日) 13:32 ─────────────────────────────────────── ■題名 : セルモーターの交換のご報告(その1) ■名前 : わたなべ@別サイト <hideo-w@beemers-club.com> ■日付 : 03/8/2(土) 18:56 -------------------------------------------------------------------------
今晩は。別サイトの管理人をしております、わたなべと申します。 さてさて、私と最も付き合いの長いR100GS Paris-Dakar('89)がセルモーターのマグネット剥離という「お約束」の故障でしばらく戦列を離れていたのですが、「神様」のようなやさしい御方のご好意で(心から感謝してます♪)本日完全復帰したことをご報告します。 今回、その方のご好意で私の壊れた憎きバレオとボッシュを交換していただき、またこちらのサイトの青ちゃんの記事を参考にして、作業を進めました。 まず、タンクを下ろしてセルのカバーを外そうと思ったのですが、何故か外れません。以前このカバーを外したことはあったのですが、何故か今回はエア・クリーナーボックスにきっちりと挟まれ、ボルトは全て外れているのにビクともしませんでした。そこで仕方なくエア・クリーナーボックスを固定しているボルトを1本だけ緩めて、どうにか外すことができました。 次の難関は壊れたバレオの取り外しでした。まさかセルを固定しているボルト近辺があんなに狭いとは思ってもいませんでした。愛用のラチェット・ハンドルはヘッドが大きすぎる上、ボルトを緩める十分なハンドルの振れ角すら確保できず・・・1時間ほど立ち往生してしまいました。ナンとかならないものかと工具箱をガサゴソやっていると、今まで1度も登板した事の無い控え投手の中にワン・ウェイ・ベアリングを仕込んだ無段階ラチェット・ハンドルを発見。こちらは構造ゆえヘッドは極小なのでナンとか例のスペースにもぐり込ませることが出来る上、無段階ラチェットなのであのスペースでもどうにかボルトを緩める振れ角を確保できました。(必要無いと思いつつも買ったラチェット・ハンドルでしたが、偶には無駄な買物も役に立つものですね♪) 次に配線を外す前にデジカメで配線の具合を撮影。(後にこれが役に立つとは・・・) どうにかボッシュを嵌め込んだのですが、こちらのサイトで教えていただいた、車体前側の三角のサポートの固定が厄介そうです。そこで・・・安易ですが・・・こちらの固定は省略・・・ということにしました。全てのボルトを締め、次は配線を・・・となったのですが、景色がバレオと少々違うので、「こうかな?」という配線をして仮の作業終了となりました。 |
一服して、心を静めてテスト始動に入ろうかと思ったのですが、ナニやら悪い予感・・・ということで、先のデジカメ画像を確認、すると・・・やっちゃってました。例の太いケーブルですが、アレをマイナス側の端子に接続しておりました。別にもう一本赤くて細いケーブルがあったので、黒くて太いのはアースだと勝手に思い込んでいたのでした。よく考えてみれば判ることなのなのに初めての作業の時はナンかしらやっちゃってます、私の場合。 気を取りなおし、今度はテスターも使って確認。そりゃそうだ・・・と言うことで赤いケーブルと先ほどの黒くて太いケーブルはセルのプラス側に友締めという正解にやっとたどり着きました。 いよいよ緊張のテスト始動!ということでバッテリーを接続。スターターボタンを押しました。「ビュ」という打ち込み音(バレオとは音が違いますねぇ〜ナンだかうれしい)とともにエンジンが始動、「やったー」ということで、全ての外装を元に戻して作業完了。 汗だくになったので、シャワーを浴びて着替えてテスト走行に出かけようと思い、再びスターター・ボタンを押すと今度は「ジャー」という音が発生して始動失敗。どうやらせるモーターの打ち込みの失敗みたいです。再び始動を試みると今度は先ほどと同じように良好に始動。「ま、こんなものかな・・・」ということで納得。昨日の作業を終えたのでした。 作業後、先ほどの「神様」にメールでご報告。車体前側の三角のサポートの固定を自己責任で省略したことも報告すると、「ボッシュの重さで金属疲労が起こるかも」とのご指摘。「う〜む・・・」ということで考えを改め、こちらのサイトを再び拝見し、本日再び作業に着手。先ほど終了しました。 青ちゃんの記事ではあの前側のサポートを固定する作業は「オカメ〜ダイオード・ボードを外して」となっていましたが、年式の違いなのか、私のGSはオカメを外すと配線用のバカ穴が開いており、ラチェット・ハンドルにエクステンションを噛ませれば、ダイオード・ボードは外す事無く締め付けが出来ました。 先ほどテスト・ランをしてきたのですが、不思議なことに何度始動してもセルの打ち込みミスは発生しなくなりました。あくまでも素人ですが、例の三角サポートをちゃんと固定したので、位置が正しく決まったか、セルモーターが暴れなくなったのかなどと想像を楽しんでます。 いずれにいたしましても、今回こちらのサイトの方々には色々とご配慮頂き、心から感謝しております。 では!! |
▼わたなべ@別サイトさん: おめでとうです。 きっと、梅雨明けの今日はビールが特においしいって感じてるんではないでしょうか? OBCのメンバーさんも神様?には本当にいつも助けていただいてます。 (感謝!) >青ちゃんの記事ではあの前側のサポートを固定する作業は「オカメ〜ダイオード・ボードを外して」となっていましたが、年式の違いなのか、私のGSはオカメを外すと配線用のバカ穴が開いており、ラチェット・ハンドルにエクステンションを噛ませれば、ダイオード・ボードは外す事無く締め付けが出来ました。 そうなんですね、以前RSのをはずしたときはダイオードボードをはずした記憶があります。 HPの方にはGSの場合にはって追加しておきます。 >いずれにいたしましても、今回こちらのサイトの方々には色々とご配慮頂き、心から感謝しております。 >では!! 喜んでいただいて、こちらも嬉しいですよ。 |
▼わたなべ@別サイトさん: > >作業後、先ほどの「神様」にメールでご報告。車体前側の三角のサポートの固定を自己責任で省略したことも報告すると、「ボッシュの重さで金属疲労が起こるかも」とのご指摘。「う〜む・・・」ということで考えを改め、こちらのサイトを再び拝見し、本日再び作業に着手。先ほど終了しました。 交換成功おめでとうございます。 取り付けボルトを回すのは皆さん苦労した様ですね。 私は最初から差し込み角1/4インチのラチェットで作業しましたので 苦労は有りませんでした。 電気の配線に関しては、仕組みと機能をよく理解してから作業しないと 今回の様な機種の変更の時など戸惑いますね。 で、わたなべ@別サイトさんの最初にやった配線だと、バッテリーを 繋いだ瞬間にピニオンがフライホイルに飛び込まずにセルが周りだした と思います(ショートはしない) ソレノイドの位置がバレオとボッシュでは違うのですよね。 私は、別サイトの方では三角板を使わないと、書き込みましたが、 次回オカメを開ける時に取り付けようと思ってます。 ボッシュのセルはバレオの倍位の重さがあるので、バレオと同じ固定法では バイクの縦方向の動きに対してエンジンブロックに掛かるストレスが 相当大きくなるだろうと想像できます。 エンジンブロックだけじゃなくて、取り付けボルトに対してのストレスも 大きいでしょうね。三角板を取り付ければその辺の力はかなり軽減される と思います。 私のRSはクランクシャフトのオカメ側のシールがいかれている様で ジワジワとオイルが滲むので、早急に修理と思ってます。 |
▼ををつかさん: > 私は最初から差し込み角1/4インチのラチェットで作業しましたので > 苦労は有りませんでした。 あ”〜っ、そっ、その手がありましたかぁぁ。ポロッ→目から鱗が落ちる音 > 電気の配線に関しては、仕組みと機能をよく理解してから作業しないと > 今回の様な機種の変更の時など戸惑いますね。 全くおっしゃるとおり、オ恥ずかしい・・・。 > ボッシュのセルはバレオの倍位の重さがあるので、バレオと同じ固定法では > バイクの縦方向の動きに対してエンジンブロックに掛かるストレスが > 相当大きくなるだろうと想像できます。 そんなに重量が違いましたかぁ。 両方ともかなりの重量物なので全然気づきませんでした。→どこまでも観察力が足りない私・・・。 それにしても、(いじり壊す可能性はあったものの)OHV系の整備性の良さにはホント助けられますね。なんとか私のような素人の手も受け入れるわけですから・・・。 先ほども書きましたが、今回のPDは私とはもっとも長い付き合いのOHVですので、皆様のご協力のもと、自分の手で復活させてやれたことは本当に嬉しく思ってます。ますます愛着が沸いてきました。ふつふつ・・・。 では!! |
▼わたなべ@別サイトさん: >▼ををつかさん: >> 私は最初から差し込み角1/4インチのラチェットで作業しましたので >> 苦労は有りませんでした。 > >あ”〜っ、そっ、その手がありましたかぁぁ。ポロッ→目から鱗が落ちる音 http://homepage2.nifty.com/OHV-BOXER/r100rs-d3.htm の一番下にををつかさんの”1/4インチのラチェット”について書いてあります。 ラチェットヘッドが薄いタイプを選ぶ必要がありますね。 >> 電気の配線に関しては、仕組みと機能をよく理解してから作業しないと >> 今回の様な機種の変更の時など戸惑いますね。 ををつかさん、次回いじるときにでも、配線接続の違いをレクチャーしてくれるとありがたいですね(できれば写真入りで)。 |