Page 745 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼BMW神話 Tel 06/3/5(日) 4:13 ┣Re:BMW神話 青ちゃん 06/3/5(日) 15:04 ┣Re:BMW神話 Y氏 06/3/6(月) 10:20 ┃ ┗Re:BMW神話 やんぶー 06/3/6(月) 11:52 ┣Re:BMW神話 Tel 06/3/6(月) 14:48 ┃ ┗Re:BMW神話 海豚(PD'90) 06/3/6(月) 18:11 ┣Re:BMW神話 kuwauser 06/3/6(月) 23:06 ┃ ┗Re:BMW神話 RYO 06/3/7(火) 0:08 ┗Re:BMW神話 Tel@R80 06/3/9(木) 1:43 ─────────────────────────────────────── ■題名 : BMW神話 ■名前 : Tel ■日付 : 06/3/5(日) 4:13 -------------------------------------------------------------------------
皆様、ご無沙汰しております。 Tel@R80です。 我が家のR80も購入してから約1年で1万kmをこえ、 オドメーターも2万kmに突入しました。 何度かのトラブルも乗り越え、 げんざい通勤、買い物、ツーリングとなんでもこなしています。 さて、今日はBMWについてひとつきになることがあって投稿しました。 それはBMWは3万kmを越えた頃から味がでる、とか 慣らしがおわって気持ちよくまわる、なんてことを耳にしますが、 その根拠はいったいどこにあるのだろう? ということです。 いままでなんとなしに 「ビーエムってそうなんだー」と納得していましたが、 改めて考えるとその理由がわかりません。 OHV2気筒なら他メーカーでもありますし、 水平対向だから、というのもその答えじゃないきがします。 と、くだらない質問ですが、理由をご存知のかた、 いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか? |
▼Telさん: >皆様、ご無沙汰しております。 >Tel@R80です。 >さて、今日はBMWについてひとつきになることがあって投稿しました。 >それはBMWは3万kmを越えた頃から味がでる、とか >慣らしがおわって気持ちよくまわる、なんてことを耳にしますが、 >その根拠はいったいどこにあるのだろう? ということです。 私も根拠はわかりませんが、個人的な意見になりますが、 例えば、ピストンとシリンダーとの嵌め合い公差が他車より小さいとか、それがミッションとかいろんな部分の摩擦、機械的の伝達部分にあるのではないでしょうか? 精度が良い=がたがでにくい=長期間走りが楽しめる かな? しかし、私は1台のBMWしか経験がないので3万キロ超えたら味が出るというのは、どうだったか覚えていません。確かに2万キロ(丸2年)あたりからBMWに乗りなれてきたところもあって、あのころからいっそう乗るのが楽しくなったのは事実ですね。 それより8万キロ近く乗っていても2万キロ当時と変わらない走りが維持できていることがすばらしいと思ってます。(ショックとか交換してはいますが) |
ごぶさたしています。R80G/SのY氏です。 この神話は、昔から聞きますし、4輪でもあります。 国産車もいろいろ乗りましたが、国産車もBMWも同じだとおもいます。 ただ国産車の場合、3万キロくらいで飽きて手放すことが多く メンテにもお金をかけない傾向があるからきちんと整備しているBMWが 神話をつくっているような気がします。 むしろノーメンテでは国産車の方が長持ちする気がします。 24年まえに今のR80G/Sを購入したとき、当時は情報、知識、財力がともなっていなかったため、きちんと整備されていなかった僕のR80G/Sは三万キロあたりから不具合がでて 五万キロあたりから最悪になりました。 インターネットやBMWに関する情報本がでてから勉強して、 専門店できちんと整備しつづけてみると味かでるどこか、 新車の状態より良くなりました。 現在では、このHPのおかげで情報も充分集まるようになり、 R80G/Sは進化し続けています。 3万キロくらいのると国産車とBMWの違いが解るようになり愛着がでるから この神話が生まれたのかもしれませんね。 |
▼Y氏さん: 私の100GSも3万キロ越えたあたりから不具合が出始めています。 セルは以前から冬場冷間時「ギャー」と鳴くし、最近リヤサスから オイル漏れ出しました。 また今年に入ってからエンジンが温まるとクラッチが ゴリゴリ言い始めて重くなります。 クラッチは今度ディーラーさんで修理予定ですが、 結構財布にきつい状態が続きそうです。 ここでしっかり修理して維持管理すれば数万キロは楽しく過ごせるのでしょうね。 |
みなさま、コメントありがとうございます。 僕のハチマルも購入して1年、セルが壊れ、 お決まりのプッシュロッド&オイルパンからのオイル漏れなどなど、 細かいトラブルが続いています。 そう考えると、ビーエムが頑丈で壊れないというハナシも、 OHVでシンプルな構造だから壊れないのであって、 基本設計が秀逸だから、じゃないのかもしれませんね。 国産でもちゃんとメンテナンスさえすれば長く乗れそうな気がしますし。 もしかしたら、BMW神話はメーカーのプロパガンダ、、だったりして、、(笑) それにしてもBMW神話ってどこからきたんでしょう?? 謎は深まるばかりです…… |
私もR100GS-PDを90年の初年度登録から(一時7年程休眠)乗っておりますが、 3万km位までに一通りのネガが出るのでは?と思っております。 セル、ダイオードボード、プッシュロッドブーツのからのオイル漏れ、バルブガイドの摩耗等… あと、そのくらい付き合うとメンテの勘所が分かってくるので、 事前対策が出来たり、準備が調ってきて不安材料が少なくなり、 丁度その頃に安心して乗れるようになるのではないかと。 機械的な慣らしだけでなく、そのクセに対して扱う人の方が慣れてくるのかもしれません。 そして、味が出るのではなく、味が分かる様になるのかも。 ただBMWは、直ぐ部品が欠品になる日本車と違って、安心して長く乗れるということ。 でも、日本車で3万km位迄にあんなにトラブルが出たら、欠陥車のレッテル貼られるでしょうね〜。 同じ機械物(オートバイ)といっても、ドイツと日本では設計上の考え方の違いがあると思います。 |
>いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか? ご無沙汰です。なんか面白い話題だったので。 R100や80の設計年次に遡ってみると感じるのは、たとえばなんですが、ピストンリングの幅やピストンの形などですが今どきのスポーツバイクでは信じられないくらいリングの幅は広く、長いスカートのピストンです。簡単に長距離をこなしてしまう大陸で不可避的に距離を走ることを前提に設計されたのかと思います。1970年代の標準を持ってしても、これはバイクの部品じゃなくて四輪の部品と思うような設計なんです。わりと大人なんですね。その割にはブン回しても大丈夫。でしょ。 国産がリードするスポーツバイク市場を意識しながらも(だと想像します)自分の立ち位置を守ろうとしながら、耐久性の基準を守りながら作ろうとした感じがします。電装や一般的な故障に対する抗力、良く取り沙汰されるヘッド周り特にバルブガイドなどの耐久性ですが、一言でいうと日本はGO STOPが多い環境です。この環境の違いがありすぎて壊れるのかもしれません。四輪でも渋滞で一番強いのは国産です。シフトの回数、クラッチミートの回数、停止中の熱負荷などは積算計が記録する距離に対し、この国では、それらの負荷や回数が大陸より圧倒的に多くなる状態になると思います。フロントカバーの中なんてナイロンのスパイラルが溶けますよ。そんじゃ、おやじツーリングの道具だけかというと、知らない道、先の判らないコーナーを相手に楽しむときは時代を越えて意外にイケるハンドリングだったりもします。 幼児語で「べんべ」と親に言わされて四十余年、馴染みというのはありますが、まあ面白い乗り物だと思ってうちのR100は飼われています。 |
▼kuwauserさん: >R100や80の設計年次に遡ってみると感じるのは、たとえばなんですが、ピストンリングの幅やピストンの形などですが今どきのスポーツバイクでは信じられないくらいリングの幅は広く、長いスカートのピストンです。簡単に長距離をこなしてしまう大陸で不可避的に距離を走ることを前提に設計されたのかと思います。1970年代の標準を持ってしても、これはバイクの部品じゃなくて四輪の部品と思うような設計なんです。わりと大人なんですね。その割にはブン回しても大丈夫。でしょ。 やはりBMは基本的に四輪的構造でありそれと比較し国産はいかに軽量化して馬力を出 し1000ccオーバーでも12000回転も回す構造の違いかもしれません。 一瞬でレッドゾーンまで回るエンジンはやはり寿命は短いと思います。 日本では不人気のK型は造りはやはり四輪と言わざるを得ません。 この神話もK1200Sで本当に保たれるかちょつと興味があります。 |
皆さんがおっしゃるとおり、 確かに、高速でも低速走行を余儀なくされるニホンと、 アウトバーンがあるドイツでは 必然的に基本設計が違ってきますよね。 どちらが優れているかどうかは、(比べるのもおかしなはなしですけど) 乗る人間の価値観や使用用途によって変わってくるものだと思いますが、 ハーレーほど大味でなく、ドゥカほどせかされない、 けど、その中庸ともまた違う、 ビーエム独特のエンジンフィーリングは 現在の私のバイクライフに合っている気がします。 海豚さん 「味がでるのではなく、味がわかるようになるのかも」 ↑名言ですね。思わずうなってしまいましたm(_ _)m |