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電圧計の構造調査 ををつか 08/2/1(金) 9:05 [添付]
Re:電圧計の構造調査 青ちゃん 08/2/1(金) 9:53 [添付]
Re:電圧計の構造調査 ををつか 08/2/1(金) 10:33 [添付]
Re:電圧計の構造調査 ををつか 08/2/1(金) 10:52 [添付]
Re:電圧計の構造調査 サムライ 08/2/2(土) 9:19
Re:電圧計の構造調査 ひげ爺 08/2/2(土) 12:32
Re:電圧計の構造調査 ををつか 08/2/2(土) 17:17
Re:電圧計の構造調査 ひげ爺 08/2/2(土) 18:21

電圧計の構造調査
 ををつか  - 08/2/1(金) 9:05 -

引用なし
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 電圧計.jpg
・サイズ : 61.4KB
   純正の電圧計、ジャンク箱から取り出して、分解してみました。


写真の左上
 ケースを外した所です。文字盤の後ろの銀色のカタマリがメータメカです。

写真右上
 銀色のカタマリの中身を背面から見ています。
 シールドケースはハンダで固定され、メータ取付けネジもケースに
 付けられて居ます、写真の様にメータ駆動部は、巻き線のカタマリです。

写真左下
 メータメカの文字盤側です。抵抗、トリマ、ダイオードでなにやらの
 回路が作られています。

写真右した
 メカ部のクローズアップです、コイルの隙間からメータ軸が顔を出して
 います。 メカの中身はこの状態では全然みえません。

これから、巻き線をほどいてみます。

Re:電圧計の構造調査
 青ちゃん  - 08/2/1(金) 9:53 -

引用なし
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : ボルトメーター.jpg
・サイズ : 22.2KB
   ▼ををつかさん:
>純正の電圧計、ジャンク箱から取り出して、分解してみました。
>
>
>写真の左上
> ケースを外した所です。文字盤の後ろの銀色のカタマリがメータメカです。
>
>写真右上
> 銀色のカタマリの中身を背面から見ています。
> シールドケースはハンダで固定され、メータ取付けネジもケースに
> 付けられて居ます、写真の様にメータ駆動部は、巻き線のカタマリです。
>
>写真左下
> メータメカの文字盤側です。抵抗、トリマ、ダイオードでなにやらの
> 回路が作られています。
>
>写真右した
> メカ部のクローズアップです、コイルの隙間からメータ軸が顔を出して
> います。 メカの中身はこの状態では全然みえません。
写真を大きくしてみました。

Re:電圧計の構造調査
 ををつか  - 08/2/1(金) 10:33 -

引用なし
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : メータ内部.jpg
・サイズ : 61.6KB
   ▼ををつかさん:
>純正の電圧計、ジャンク箱から取り出して、分解してみました。

 続きです。

写真左上
 外側に巻いて有る巻き線を取り除いた所です。

写真右上
 謎のメカが内部に入ってる筈のぶぶん。

写真左下
 蓋を開けてみました。
 メーター軸には、黒い円盤がついています。

写真右した
 黒い円盤はフェライト磁石の様です。
 ケースの底には軸受け(金属板に穴が有るだけ)と
 黒い円盤の動作範囲を規定する扇状に穴が空いています。
 円盤上の銀色のポッチが扇状の穴に入りメータの動作範囲を
 決めています。

Re:電圧計の構造調査
 ををつか  - 08/2/1(金) 10:52 -

引用なし
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[添付]〜添付ファイル〜
・名前 : 模式図.jpg
・サイズ : 41.1KB
   ▼ををつかさん:
>純正の電圧計、ジャンク箱から取り出して、分解してみました。
>

 構造の考察です。

 直交する2つのコイルにより磁界を作っている。

 片側のコイルにはツェナーダイオードで作った定電圧が掛かり
 常に一定の磁力の磁界が発生している。

 もう片方のコイルに測定すべき電圧が入り、電圧の変化により
 磁界の強度が変化する。

 黒い円盤上のフェライト磁石は、直交する2つのコイルの磁場の
 強さの差の分だけ回転し、表示板上の針を動かす。

 こんな構造の様です。

 私や青ちゃんの所で発生した、針が踊ってしまうトラブルは
 定電圧側のコイルの断線でダンピングが利かなくなってしまってる
 から起こるのだと思います。

 この構造なら、コイルの巻き線を多くして、針を駆動する力を
 大きく出来ますし、ダンピング特性も持たせる事が出来ます。
 震動が大きくメータの環境として最悪なバイクの表示器として
 選ばれた構造なのでしょうね。
 

Re:電圧計の構造調査
 サムライ E-MAIL  - 08/2/2(土) 9:19 -

引用なし
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   ▼ををつかさん:
▼ををつかさん:
わざわざこんな所まで分解して見せて頂きありがとうございます。
電気関係に音痴な私にはさっぱり解りませんが
写真だけでも勉強になります。

Re:電圧計の構造調査
 ひげ爺  - 08/2/2(土) 12:32 -

引用なし
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   ▼ををつかさん:
> 黒い円盤上のフェライト磁石は、直交する2つのコイルの磁場の
> 強さの差の分だけ回転し、表示板上の針を動かす。
>
 ピボットやトーションバータイプではなくセミフローティングタイプ?

> 私や青ちゃんの所で発生した、針が踊ってしまうトラブルは
> 定電圧側のコイルの断線でダンピングが利かなくなってしまってる
> から起こるのだと思います。

 原因の中には定電圧ダイオード不良ってのは????
>
> この構造なら、コイルの巻き線を多くして、針を駆動する力を
> 大きく出来ますし、ダンピング特性も持たせる事が出来ます。
> 震動が大きくメータの環境として最悪なバイクの表示器として
> 選ばれた構造なのでしょうね。
> 
 流石BM凝った電圧計ですね、これじゃ〜コストも高そうです。

Re:電圧計の構造調査
 ををつか  - 08/2/2(土) 17:17 -

引用なし
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   ▼ひげ爺さん:

> 原因の中には定電圧ダイオード不良ってのは????

 多分、そうだと思います。
 ダンピング側のコイルにちゃんとして電圧が掛からなくなった
 と言うことですね。

 青ちゃんから故障品を貰ったら、解析してみます。

 
> 流石BM凝った電圧計ですね、これじゃ〜コストも高そうです。

 コスト、高いよね。
 普通のムービングコイルでダンパーさえ工夫すればなんの問題も
 無いはずなんですけどね。

 4輪でですが、昔の燃料計の針駆動は、バイメタルに針がリンクして
 あり、バイメタルの回りに巻いたヒータの熱で針を動かすと言う
 仕組みでした、電子化以前の計器類はダンピング特性を作るのに
 苦労していますよね。

Re:電圧計の構造調査
 ひげ爺  - 08/2/2(土) 18:21 -

引用なし
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   ▼ををつかさん:
>▼ひげ爺さん:
>
>> 原因の中には定電圧ダイオード不良ってのは????
>
> 多分、そうだと思います。
> ダンピング側のコイルにちゃんとして電圧が掛からなくなった
> と言うことですね。
>
> 青ちゃんから故障品を貰ったら、解析してみます。

 感じとしてはコイルは切れそうも無い?のでダイオードの方が怪
しい?
> 
>> 流石BM凝った電圧計ですね、これじゃ〜コストも高そうです。
>
> コスト、高いよね。
> 普通のムービングコイルでダンパーさえ工夫すればなんの問題も
> 無いはずなんですけどね。
>
 密封が出来ればシリコンオイルやグリセリンを入れればダンパー
の代わりに成りますが、難しいですね。
 バキュームゲージにはグリセリン入りが有りますがこれは振動の
激しい所に使ってます、と言う事はバイクでもバッチリですね。

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